本日臨時国会が4日間のみ延長される事になりました。我々は18日での延長を要望し、民主党のように議長が本会議場に入れないように妨害することはせず、紳士的に会期延長の申し入れをしましたが、議長は下をうつむいたまま、我々を無視して議場に入って行きました。先々週強行採決をいきなり行ったことについて、横路議長は「こんな強引では、自民党と同じと言われる」と報道されていたようですが、私は議長の表情を見て、今日の本会議も議長の本意ではないのではないかと感じました。
そもそも、選挙が終わって国会を召集するまで異例の57日間も時間を掛け、会期はたった36日間、そもそもこんな短期間で3本の条約と12本の法律をきちっと議論できるはずがありません。前回の臨時国会は、12月25日まで93日間開かれました。その前の臨時国会は、年を越えて1月15日まで128日間審議を行いました。その事を思うと、あまりの強引さに唖然とするしかありません。与党は、我々に対して「審議拒否だ」と批判をしているようですが、審議を拒否しているのは与党の方だと私は思います。
今週の木曜に、私はもう一度農林水産委員会で、WTO交渉から帰国した大臣に質問に立つ予定でしたので、無念でなりません。
国民が望んでいた、政権交代後の国会の姿とはこんなものでは無かったはずです。




                       11月30日  江藤 拓












 24日に国土交通省から2010年度当初予算概算要求が明らかになりました。これは、財務省への要求額を示したものであり、その示された範囲の中で決まるかどうかも今の段階では不透明です。これに先立ち、東国原知事が私の国会事務所を訪問され意見交換を行いましたが、当然の事ながら政権が交代したとしても、整備の進捗が遅れることは許されないという認識で一致しました。見込額を見れば、国道10号延岡道路が67億〜83億の幅で要求されており、
23年度も24年度もこれが維持されれば、北川JCTまでは当初の予定通り平成24年度に供用することが可能だと思われます。北川〜蒲江間は、53億〜65億ですから、今年度の予算額より減額されることもありうるという提示額です。
この機会に皆様方に東九州自動車道路の整備の予算が、どのように増額されてきたのかご認識を頂きたいと思います。
18年度 117億(補正18億円)
19年度 129億(補正14億円)
20年度 171億(補正34億円)
21年度 186億(補正42億円)
正に官民力を合わせて整備促進運動を進めてきた結果が、予算に表れているといえます。しかし、ここでどうしても指摘しておかなくてはならないことがあります。現在進行中のトンネル・橋梁などの義務額(支払うべき残金)が、136億円あり、もしも予算額が136億程度でとどまってしまった場合は、現在工事中のトンネルなどの工事は、継続されますが(現実問題トンネル工事の場合途中で中断するのは不可能)、新規着工・地元企業向け発注はゼロとなってしまいます。特に来年度は水文調査のみを行う予定の北川〜北浦間(12km)の本体工事着工のめどは全く立ちません。
是非新政権には21年度の186億円を上回る予算を、補正予算を通じてでも確保してもらわなければ県北の皆様にお約束した開通年度を守れない可能性も出てきてしまいます。
また一般国道218号北方延岡道路は、北方〜蔵田間をなんとか平成27年度には供用できるようにこれまで当局と話を詰めて参りました。21年度は補正を合わせて16億円を投入致しましたが、残事業費はまだ115億円ほど残っております。今回、国交省から示された数字は、当初予算で1億〜2億という愕然とするような数字で、これではいつ開通するのか見当もつきません。この路線は災害時の避難路としても極めて重要性が高いことを考えねばなりません。国道218号日之影〜高千穂バイパスに至っては年度末ぎりぎりに無理をして事業化し、初年度1億円を調査費として付けましたが、国土交通省から示された額は0〜1億円ということです。このバイパス計画の総事業費は、約200億円が見込まれており、これでは「やらない」と言っているのに等しいと言えます。
また港湾では、日向市の細島港の岸壁を水深13mに整備する計画は概算要求には盛り込まれていませんでした。これまで、細島港を扇の要に東九州自動車道、九州横断自動車道が一体的に整備されることで物流の拠点となり、企業を誘致し、雇用の場を確保する事で、県民所得の向上を目指していただけに、非常に残念でなりません。
県内建設業は極めて厳しい経営環境にあり、前政権時代に公共事業を前倒しして発注してきましたので、それでも秋までは厳しいながらもなんとかしのいで来て頂きました。しかし政権が代わり、補正予算もカットされ、年内補正が無いということであれば、年末から年始にかけて業界を取り巻く環境は更に厳しくなるであろう事を考えると、なんとも申し訳なくやりきれない気持ちになります。
県南に至っては絶望と怒りの混じった訴えも私の元には届いております。本当に申し訳なく思っておりますし、今後できる限りの努力をいたします。
新聞等で宮崎県選出国会議員が力を合わせて巻き返してほしいという記事も読みましたし、私にも直接多数のお電話をいただきました。
地方の声を更に強力に届ける努力を、皆様の力を借りて届ける努力をこれまで以上にして参ります。






                      11月27日  江藤 拓











 最近、私の回りの空気が選挙前とは大きく変わっていることを痛感します。「野党になってたいへんやろう」とか、逆に「野党になったんやからこれからは地元に帰ってこれる時間も増えるのは良いことやが。しばらくは修業やね」と言われたり、「野党になった今こそ拓君の真価が問われる時ぞ、亡くなった隆美先生があんたに試練を与えて、天からじっと見ちょるが」などと言われます。
多くの方が、私のことを気にかけて下さり、大変有り難く思っています。それに加えて、起こっている大きな変化は、空港の待合室にいる時や私服で街を歩いている時に、見知らぬ方に呼び止められ、「江藤拓さんですよね。民主党に負けずにしっかり頑張って下さい」と激励を受け、握手を求められたり、中には「この間の選挙では民主党に入れたけど、間違いだった。是非自民党を立て直して頑張って下さい」などの温かいお励ましを度々頂きます。
選挙前には、私となんらかの接点のある方からは、「よう拓くん」と声をかけて下さいましたが、お互いに全く初対面の方から声を掛けて頂けるようになったのは、今回の選挙が終わってからの新しい現象で、とても元気が出ます。中にはその場でしばらく今の政治に対する苦言を訴える方や、先日はC型肝炎を患ってらっしゃる方から切々たる訴えも聞かせて頂きました。
なんだか野党になったことで、有権者のみなさんと私の距離がぐっと縮まったような気がします。この事はとてもうれしいことです。そして自民党への期待が、選挙後こんなにも早いタイミングで実感できるとは、予想外の喜びでもあります。
今日も突然本会議を強行すると、民主党から連絡がありましたが、当日に本会議を開く事を通告してくるなど経験がありません。やはり今週一杯で国会を閉じる事を強行するつもりなのでしょう。

ところで昨日、「太田光の私が総理大臣になったら」に出演しました。
(11月27日(金)19:57日本テレビ系列にて放送)
前回依頼があった時にはスケジュールが合わずお断りしたのですが、今回は予定が入っていたものの、幹事の方が私の大学の先輩ということもあって、お許し頂き出演しました。3時間余りの収録でしたが、実際の放送時間は約40分で、その間にVTRなども入るので、どのようなものになるのかさっぱりわかりません。特に今回は民主党5人、自民党3人、それに加えて東国原知事が出演されましたので、議論自体は盛り上がりましたが、我々野党議員にはほとんど議長からのご指名がありませんでした(私も言いたい事は沢山あるので、ずっと手を挙げていたのですが)。仕方がないので、話しに割り込む形で発言はしましたが、やはりいつもTVに出ている東国原知事に敵うはずもなく、自民党の平沢勝栄衆議院議員、山本一太参議院議員もTV出演にはなれてらっしゃるので、強引に話しに割って入るのがうまいなと関心しました。私も世間ではかなり強気な人間だと思われているようですが、昨晩は「俺ってやっぱり田舎者やな」と思ってしまいました。全く不完全燃焼でしたが、自己責任でしょう。
私は金曜日の放送は見ない事にします。


                        11月24日  江藤 拓










 報道などで皆様もご覧になったと思いますが、昨夜から本日未明にかけて国会は大混乱してしまいました。
私の農林水産委員会の質疑を見て頂ければ分かりますが(HPからご覧いただけます)、民主党が野党時代に法案の内容に関係なく、ただとにかく反対し、目標は衆議院解散に追い込むことばかりだったのに対し、私達は建設的な野党を目指していただけに、残念でなりません。皆様の中にも攻守所を変えただけだと落胆された方もいらしたと思います。
しかし、今回この様な結果になってしまったのには、いくらなんでも受け入れられない事情があったこともご理解頂きたいと思います。
中小企業金融円滑化法案については、自民党内でもその必要性を認める意見は数多く、私もその一人でした。しかしその内容には、返って中小企業の足腰を弱めてしまいかねない一時しのぎとも言える点がありましたので、財務金融委員会の場で建設的な修正提案を自民党側から行う予定でありました。
昨日は、参考人の方にも国会にご出席頂き、現場の意見を聞いて今後の委員会議論に現場の意見を活かす事になっていました。ところが、小沢幹事長の命を受け、突然参考人の意見を聞いた直後に採決をすると前日になって方向転換をしてきました。これは参考人の方にも全く持って失礼な話しで、形だけ国民の声を聞いただけで、何の為に忙しいのに時間を割いて国会に来たのか参考人の方もわからないでしょう。一般の方が国会に呼ばれ意見を言うことは、大変緊張もされたでしょうし、準備にも多くの時間を割かれたはずです。
j自公政権時代には、野党の要請を受けて一つの法案の審議時間が30時間を超えることも珍しくありませんでしたので、必要であれば会期の延長にも応じてきました。何が何でも11月30日までに国会を終るため、これ以上審議しないというのは聞いた事がありません。民主党の心ある議員の間からも、「これから与党としてきちっと論戦をしようと思っていたのに、これでは我々が自公政権を批判してきたことが何だったのかと言われる」という声も聞かれました。
来週私は、拉致問題特別委員会で質問に立つ予定ですが、外務大臣の多忙を理由に開かれない可能性が高まっています。農林水産委員会も25日に、半日議論をする約束でしたが、これも反故にされそうな情勢です。
国会議員が国会論戦を行わないというのであれば、これは職務放棄そのものだと国民の皆様に言われても仕方がありません。下手をすると来週は、全ての委員会を衆議院では開かないとの信じられない情報も流れています。政権交代によって日本の政治が変わることを期待して民主党に投票した国民の皆様に、彼らはどう説明するのでしょうか。今私は、表現しがたい怒りと、これからどう衆議院議員として国会の場で責任を果たしていけるのかを考えると、やりきれない思いがしますが、とにかく出来る限り与えられた機会を活かして地方の声を真摯に訴え続けてまいります。



                   11月20日  江藤 拓










 本日ようやく各委員会で審議が始まりました。選挙が終わって既に100日余り経ってしまいました。農林水産委員会は今朝9時から開会され、私も2番目の質問者として50分余り質問を致しました。
しかし驚くことに、農林水産関連法案は今国会には1本も提出されておりません。前回も前々回の国会にも提出した民主党の看板とも言える「戸別所得補償法案」さえ提出されませんでした。
ですから私の質問も大臣の所信表明に対する質問という形を取るしかありませんでした。これは、いかに実現困難で、問題が多い法案であるか民主党自身も十分理解しているからでしょう。マニフェストに大見出しでアピールし、特に東北・北海道では民主党大勝利の原動力の1つとなった法案を、与党となった途端、出せないとは情けない話しです。私は良い政策提案であれば、何でも反対をするのではなく、建設的な論議をすることを提言しました。しかしながら、今日の審議時間もたったの3時間。与党からの質問はゼロでした。
与党は何が何でも11月30日までに全ての法案を上げる方針の様で、次回の農林水産委員会が開かれるのかも全く不明です。私としては今回用意した質問の1/3も消化できませんでしたので、十分な審議を夜中でもいいですから求めて参ります。
国会は議論の場です。「十分な審議か足りない!」との批判は民主党がいつも言っていたことで、その果てには審議拒否でした。立場が変わると、こうも変わるのかとつくづく思います。振り返れば、11月6日に民主党の国対委員長から、法案を成立させるために、会期延長の申し出がりました。もちろん、われわれには何の異論もありませんでした。それが11月11日は突然国会を11月30日までに終えることを前提にスケジュールを組むと変わり、我々野党は今日から何があっても対応出来るように、会期末まで毎日禁足(緊急な本会議が開催される場合に備え、30分以内に国会へ戻れる範囲にて待機すること)体制で臨む事になりました。地方の方からよく、「野党になったから暇やろう!ちょくちょく現場に顔を出してね!」と言われますが、これで月曜から金曜まで全く地元に帰れませんが、ご理解頂きたいと思います。
加えて言えば、自民党の人数が1/3になった結果、中間管理職とも言える3期生は役職(農林部会長代理・畜酪小委員長・農水関係団体委員長など)を次々と任され、今まで以上に忙しくなってしまったことは、この機会にご報告させて頂きます。しかし土日や国会閉会中はずっと地元にいて現場を歩かせて頂きますので、その時はよろしくご指導お願い致します。




                       11月17日  江藤 拓 
















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