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 WTO農業交渉が、この1、2ヶ月の間に最大の山場を迎えようとしています。ファルコナー議長から示された内容は限りなくアメリカとG20の立場に重心を置いたものです。あたかもEUとアメリカとの間を近づけることを目指しているかのように私には見えます。日本をはじめとするG10諸国にはとうてい受け入れ難い内容で、もしこの提案にそった合意内容となれば、国内農業に与えるダメージは甚大なものとなるでしょう。更に私が衝撃を受けたのは、5月12日〜18日に全国農業協同組合中央会会長・宮田勇氏以下、JAグループ代表団がファルコナー議長と行った意見交換の内容でした。ファルコナー議長はJAグループ代表団の反論に対して、「拒否されることには慣れている。むしろ、注目を集め、議論を喚起している点で、批判を受けることは心強い」と言い放ったということです。確かに各国に対して問題提起をし、議論のたたき台を提供するのは議長の役割でしょう。しかし、先ほど述べました様に、軸足がニュートラルでない提案は公平さを欠いており、不適切だと思います。今日の議長提案で評価できる点は「上限関税」について新しい提案をしていない点くらいのものです。6月中にはファルコナー議長はモダリティ案改訂版を提示する予定の様です。関税の平均削減率、重要品目の割合とその取り扱い、上限関税、そして米国の国内支持、予算の大幅な削減などギリギリのかけ引きがつづきます。日本はあくまでG10諸国と協調し、G6(米・EU・ブラジル・インド・日本・豪州)の枠組みを保ち、日・豪を除いた形で今後の議論が集約されていく事だけは避けなければなりません。国際社会の中で生きていく日本であっても、世界の全食糧の内、国際取引に供されるのはすでに10%程に過ぎないことを考えれば、国民を二度と飢えさせることのない様に自給率の出来うる限りの引き上げに努力し、国内農業資源の確保に日本国政府は最大限の努力をすべきです。これは農民の為ではなく、日本国民全体の為なのです。

これまで議員外交も松岡大臣を先頭に積極的に行われてきましたが、その松岡大臣もご逝去されてしまいました。ここのところの松岡大臣は正に袋叩きのような状態で、確かに国民に対する説明責任は残されたと思います。しかしこと農政に対する情熱・愛情は党内随一であったことについては衆目の認めるところでした。安倍総理が松岡大臣を擁護してこられたのも、内閣を守るためなどではなく、松岡大臣の卓越した知識と、これまでの国際交渉の経験を高く評価し、「松岡大臣以外にこの難局を乗り切れる人物はいない」と政治判断されたからでしょう。私達若手にとって、故・松岡大臣は農政の「師」であり、尊敬する先輩でありました。故・松岡大臣の「農」にかける思いは我々が受け継いでゆかねばなりません。心からご冥福をお祈りするばかりです。



                         5月29日  江藤 拓











 本日2時半から本会議が開かれ、本格的に今日から国会も再起動した雰囲気です。皆様におかれましては、いかが連休をお過ごしでしたでしょうか?

私といえば、結婚式や県内行事の案内を頂いていたこともあり、

清掃活動に参加して
下さった皆様
連休中はずっと日向に居りました。うち一日は日向市拓友会青年部のみんなと町の清掃活動をしました。連休の始まりの日でもあるにもかかわらず、多くの仲間たちが集まってくれて本当に感謝しています。これからもみんなで話し合って、普段から地域のために出来ることを見つけて実行していこうと思っています。

本当は2〜3泊の小旅行でも家族でしたかったのですが、子供たちも大きくなると(中三・小6・小5)それぞれサッカーの試合があったり、友達の家に泊まりに行ったりと中々忙しく、親にはかまってくれません。それでは女房はといえば、子供の付き添いで朝早くから出かけてしまうのです。たった1日、友人の河野くんの娘たちと次男・三男とでキス釣りに行ったくらいです。いつも忙しくしてばかりの私ですので、「今こそ遊んでやろう!」と意気込んだのですが空回り気味でした。
と、いうことであれば、クロ釣りにいくしか無いじゃありませんか!ここぞとばかりに3日釣行しました!釣果はトータル50枚程、サイズは最大45センチ・1.75kgほどでした。えらいほらを吹いているとお思いの方もいると思いますが本当です。私の腕もそう捨てたものではないと自負しておりますが、何より今、北浦も門川も釣れているのです。寒グロのシーズンは散々でしたが、遅れてクロフィーバーが来ています。
さぞ満足だろうとお思いでしょうが、実は更に課題が残ってしまいました。私の夢は50センチオーバーを釣ることなのですが、「こいつは記録更新じゃ!」と思った魚にはことごとくハリスを切られたり、針を伸ばされたり、道糸から飛ばされたりして逃げられてばかりの3日間でもあったのです。もっとも姿を見ていない魚の中にはクロ以外もいたでしょうが(竿をひったくられる「どもこもならん!」強烈な引き込み)そのうち何本かは、後で思い返すと私がもっとロッドワークが上手かったら取れていたと思います。太い仕掛けでは喰わない、しかし細い仕掛けでは飛ばされる。その間のぎりぎりのやり取りは本当にスリリングで、益々クロ釣りの魅力にとりつかれてしまいました。

総括すれば、私にとっていい連休期間でした。リセットされた爽やかな気持ちで仕事にバリバリ励みます。


                          5月8日  江藤 拓







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