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 一生のうちにはどんなに懸命に努力をしても、どんなに誠意を尽くしても自分の力ではどうにも状況を打破することができない、そんな苦しい立場に追い込まれることがあります。例えば、サラリーマンの皆様方でいえば、バブルが崩壊し景気が回復しない中で、一方的に会社からリストラを通告されたり、賃金カットをされたり、苦しい時代を経験されました。農業を営む人たちも豊作であれば野菜の価格は暴落し、収穫量が少なければ海外から商社が大量に輸入をして、すぐに価格が押し下げられてしまう。収穫間際に台風で根こそぎやられてしまうことも度々あります。また林業を営む人たちも価格が1立法メートル8000円を切る最安値を更新し、苦しんでおられます。さらに漁業を営む人たちは最近の漁価の低迷に加え、燃油の高騰により、思い切って漁に出ることもままならない厳しい状況です。商店街も近くに大型ショッピングセンターができれば、客の流れが変わり、これまでの売り上げを維持することはかなり困難な状況に追い込まれたりもします。

今の私は、それらの皆様の苦しい気持ちが今まで以上に理解できるような気がします。しかし、どんなに苦しくても歯をくいしばり、必死に努力をして今の状況を突破するしかないのだと自分を叱咤激励する毎日です。


                             8月20日  江藤 拓 


                            








 現在開催されている世界陸上ヘルシンキ大会男子400mハードル決勝で為末選手が見事銅メダルを獲得しました。前回の大会以降、思うような結果が残せず、大変苦労された4年間だったと思います。しかし、不屈の闘志でトレーニングをこなし、今回のこのようなすばらしい結果となったのです。悪天候の中、倒れ込むような形でゴールに入った為末選手の姿は胸が熱くなる思いでした。

そして今日は全国高校野球選手権大会で私の地元、宮崎県延岡市から出場している聖心ウルスラ学園高等学校の試合が行われました。本来でしたら私も甲子園まで応援に行く予定でしたが、今日も朝7時前から自宅を出て選挙区内を廻っている状況で、テレビも見ることが出来ませんでした。試合結果は残念ながら強豪、駒大苫小牧高等学校に負けてしまいましたが、選手達の大健闘に心から拍手を送りたいと思います。

このような彼らのひたむきな姿に、私は胸に期するものがあります。


                             8月11日  江藤 拓










 郵政民営化法案が参議院の本会議において賛成票108票、反対票125票という結果で否決されました。自民党からは反対22人、棄権8人という結果です。参議院は「良識の府」とも「再考の府」とも言われています。実を申しますと、私は党内では一院制論者であったのですが、今回二院制の大きな意義を示して頂いた気がしています。

あと1時間もすれば衆議院本会議が召集され、衆議院は解散されます。私のような反対票を投じた者は自民党の公認は頂けず、それどころか対立候補をぶつけられるということのようです。前回の選挙も極めて苦しく、厳しい選挙でしたが、今回も大変な苦難に満ちた選挙戦となりそうですが、今でも自分のとった行動に恥じるところはありません。

政治家にとって議席は命です。私の今の生き甲斐は「家族」と「政治」に尽きます。何としてもこの世界に生き残り、郷土宮崎のために、そして国家国民のために働きたいと今本当に切望しています。

                              8月8日  江藤 拓


                    








 今日は13時から本会議が開かれました。私の斜め後ろの故永岡洋治代議士の席には白い花が手向けられており、改めて永岡先輩の死去を痛切に実感させられました。多くの先輩議員の中でも最も論理的にかつ冷静に物事を語られる方で、特に農政に関しては群を抜いた造詣の深さと分析力を持った方でした。惜しんでも惜しみ切れません。

政治の場に身を置くことの苦しさ、厳しさを改めて静かに考えています。今はただ、ご冥福をお祈りするほか為す術がありません。明日、明後日のお通夜・ご葬儀には全ての日程をキャンセルして参列させて頂くつもりです。
                                            合掌


                              8月2日  江藤 拓





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